お客様活用事例の大切さと威力、知ってますか?

どんな会社もだいたいクライアントがいるわけですが、サービスや製品のよさって、社員がいくら説明しても伝わらないことありますよね。そんなときお客様活用事例があると社員が100語るよりも効果があったりします。お客さんがいるのならその分事例があってもいいくらいです(実際には似た内容になるものは作らないですけど)。事例があると何がいいか、どんなメリットがあるのかを書きます。

他人事から自分事にしてもらいやすい

新しいサービスや製品って、なかなか導入してもらいづらいですよね。具体的にどんな効果があって、お客さんにとって何がメリットなのか、製品カタログやブロシュアだけで説明するのは難しいです。でもどんなお客さんにも競合とか、似た規模の会社っていうのがいます。そういった自分の会社と似た要素を持つ他社が製品やサービスを導入してうまくいっている、という話は「うまくいけば自分のところも」というポジティブな面でも「うちも使わないと時流に乗り遅れるのでは」というネガティブな面でも自分事として想像しやすくなるんですね。そこがまず導入検討の第一歩なので、事例は最初のステップとして有効なんです。

お客さん自体の宣伝にも使ってもらえてWin-Win

お客さんだって商売してるわけですが、いろんな媒体やコネクションで宣伝できるに越したことはないですね。我々が事例を作ったら、もちろんフィールドセールスが営業に行く際、訪問先に刺さりそうな事例を持っていきます。そうすると事例に載ったお客さんは黙っていても自分たちの会社を他の会社に紹介してもらえるわけです。さらにこんなこともあります。お客様事例を作った際には印刷した数百部をお客さんにもお礼としてお送りするのですが(数はお客さんのリクエストで増やすこともあります)、それを彼らは自分たちの広告材料として活用します。例えば地方の工務店さんだったら、地域の建設会社の集いや建築士事務所協会のイベントなどにもちこんで配布する、という具合いです。活用しているのがオフィス製品であってもソフトウェアであってもいいのですが、第三者(事例を作る我々ですね)の立場でお客さんがいかにうまいこと製品を活用して、ビジネスをうまく進めているかが書いてあるわけです(だいたいいい事しか書かないので)。そうするとお客さんの宣伝としてもそれなりによい効果があるんです。これはWin-Winですね。

Webのコンテンツとしても、もちろん活用

基本紙媒体としてはA4両面カラーのペラ一枚に収めるんですが、もちろんコンテンツはWebにも掲載します。コーポレートサイトの「お客様活用事例」みたいなところに、できればカテゴリや業種で検索できるような仕組みをつけてどんどん追加していきます。さらにSNSでも記事を共有します。お客さんがSNSをされている場合は「いいね」「リツイート」「シェア」などしてくれるので、その流れで我々の会社のターゲットになりうる人たちにも関心をもってもらえる可能性が広がります(お客さんとつながっているということは同業界やその周辺の可能性が高いからです)。コンテンツがあればPV数にも寄与しますし、事例を作ることがどれだけビジネスにあたえるメリットが大きいかわかっていただけたかな、と思います。作っていない、という人はぜひ作ることを検討してみてください。


ブログランキングに参加しています。クリックしていただけるとありがたいです。

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 外資系サラリーマンへにほんブログ村 転職キャリアブログ 外資系転職・転職活動へにほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました