マーケティングに転職してまず覚えた業務6選

転職や部署異動で突然マーケティングをやることになってしまった、何から手をつけたらいいのかわからない、という方向けにまとめてみました。比較的中小規模の会社で少人数で行うことを想定しています。

リード(見込み客)獲得

リード(Lead)というのは見込み客の意味です。営業担当が直接お客さんと繋がって契約をとることもありますが、人が一人の体で電話したり訪問したりするのって限界がありますよね。ですのでマーケティングがWebサイトでの資料請求やメール配信、イベントなどで関心のありそうな見込み客を集めて営業にわたすのが一般的です。

イベント運営

以前はオフラインでのイベントが主でしたが、コロナ禍を経てオンラインやハイブリッドでの開催も多くなりました。講師の手配やスケジュール管理、申込みWebサイトの準備や当日の運営と数ヶ月から1年単位と長い時間をかけることもあります。大規模なイベントになると広告代理店やイベント会社と協力してプロジェクトを進めることもあります。

SNSの管理

TwitterやInstagram、Facebookなどで企業アカウントを運営します。僕はBtoBの会社での経験しかありませんが、BtoCになるとLINEやTikTokも利用されているようです。さらに外資系だとLinkedInも活用されているように感じますが、日本だと「求職」用のツールのイメージがあるのか企業のプロモーションとしては効果が薄いように感じます。中国圏だとWeChatやWeiboがよく使われている印象です。SNSに関しては移り変わりが激しいので数年立つと陳腐化しがちですね。ちなみに海外だとSNSと行っても通じずSocial mediaと呼ぶことが多いです。

広告全般

Web広告(リスティング、リターゲティング、動画サイト、SNSなど)、ダイレクトメールや雑誌、新聞への出稿などです。BtoBの大企業やBtoCだとテレビへの出稿などもあります(僕は経験がありません)。広告代理店を経由することもあれば、Webや雑誌、新聞などのメディアと直接やりとりすることもあります。自分で手を動かして広告素材の制作ができると費用を節約できますので、Web/グラフィックデザインの経験があると役に立ちます。

Webサイト管理

会社によりますが、Webサイトの管理もマーケティングが行います。デザインやコーディングから行うこともあれば、外部の協力会社に依頼することもありますし、CMSでページの追加・編集をすることもあります。外資系の場合は本社が権限を持っていることが多く、デザイン性や言語・文化の違いから日本市場向けに最適化するのが難しいこともあります。

分析、戦略立案

各種ニュースや業界の動き、営業経由で入手する情報およびWebから入手できるデータを分析して、よりよいビジネス戦略を立案します。経営企画の部署がある大企業などは別として、日常的にWebや広告のフィードバックを受け取るマーケティングの部署は、社内でも戦略立案に必要な情報が集まりやすいと言えます。


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