日本のオフィスで勤務していても例えばアジア地域とかAPACとかのくくりで仕事している人もいるので、そういう人はわりとあちこち飛び回ります。僕はそこまでではないのですが、二ヶ月に一回くらいどこかに行く、という感じでした(コロナ禍もあって最近は減りましたが)。海外行くのはパッキングなど面倒ですけど、「仕事で海外に行く」ってなんだかできる会社員になったみたいでちょっと楽しいです。
オンラインでのやりとりが便利になっても対面は重視
オンラインのツールが普及して「別にもうわざわざ現地に行かなくてもよくない?」となりそうなものですが、依然として対面での打ち合わせは仕事における人間関係構築にとても効果的だと思います。コロナ禍では一時すべての海外出張が禁止になった企業も多いと思いますが、徐々に世界が落ち着きを取り戻す中で対面でのコミュニケーションの重要性を再認識し、それに伴って周囲でも海外出張に行く人が増えています。外資系だとなんとなく(日本企業に比べて)さらりとした合理主義なのかなとという印象があったのですが、結構皆密なコミュニケーション好きですね。特に欧州勢はそんな感じがします(僕は欧州系企業でしか働いたことないですが)。
職種にもよるけどマーケティングは多めの印象
海外に出張する用事っていろいろあると思うんですが、外資系企業の場合営業部門は基本日本企業がお客様なので、営業のために海外に行くということはあまりないですね。ただ、日本のオフィスがアジア地域の中枢機能を担っている場合は地域内の他のオフィスに行ったりすることもあるかもしれません。とはいえそれはある程度の役職以上の人だったりします。僕の経験だと日本企業がアジアのとある国で事業展開しようとしているのを支援するためにコンサルの人が馳せ参じてたりするのはありました。で、僕はマーケティングなんですけど、僕の場合、他部署の同僚に比べて海外出張は多めでしたね。マーケティングの場合はWebを管理してたり、新しいツールの導入が多め(業界のデジタル技術の移り変わりが激しい)ので、その話し合いやトレーニングのために本社に行ったりする用事が多いです。あとは海外で行われるカンファレンスなどに参加して、オペレーションを見つつ日本でも同様のイベントを開催できるように視察するようなこともありました。海外出張が好きな人はマーケティング担当だと機会が多めでよいかもですね。あとはIT企業で開発部門を持ってたりするとローカライズ作業のために本社に行ったり、もしくは本社から人がきたり、ということがありますね。
現地でちょっと旅行したりする
大体一週間弱から長いときで二週間くらい海外出張に行っていましたが、間に土日を挟む場合なんかはもちろん現地で休日を過ごします。観光もします。僕はそこまで海外旅行が好きではないので可能な限り最短の日程で仕事をして帰国するタイプなのですが、同僚だと有給休暇をくっつけて周囲の他の国の友達を訪ねてから帰国したり、母国の実家に滞在している人もいました。「会社のお金でそれってどうなの?」みたいなこと言う人はいなかったですね。でも就業規則で禁止されている会社もあるのでそのあたりは会社によりけりでしょうか。
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