今回は外資系勤務経験ゼロのときに外資系に転職したときのことを書きます。外資系への転職ってどうやったらできるんだろう、と思っている人がいらっしゃったらサンプルの一つにしていただければうれしいです。
普通に転職サイトに求人情報が掲載されていた
僕、外資系企業の求人ってヘッドハンティングするエージェントがこっそり抱えつつ、狙いを定めたターゲットにLinkedIn経由でコンタクトするものだと思っていたんです。当時は外資系企業といったら有名な会計事務所とか投資銀行とかのイメージしかなかったので、一社目の会社の募集要項を見て、「ああ、外資系って有名なところだけじゃないんだな」という当たり前といえば当たり前な気づきを得ました。入社後知ったことですが、とにかく求人出しても募集がこないので、エージェント、紹介、コーポレートサイト、いろいろやった挙げ句、日系企業と同じく普通に転職求人サイトに出してみたそうです。その後も日本の転職サイトにいくつか掲載してました。掲載内容には当時の外国人従業員の写真もありましたが、妙に日本ナイズされていて、なんかこう、ママチャリを乗りこなす外国人を街中でみかけたような感じがしました。
面接は日本人→外国人の2回
面接は2回ありました。入社後に直属の上司となる人と一度面接したのち、次の面接が社長(外国人)でした。厳密には会社組織としてのグローバル全体における日本のGeneral manager的な立ち位置でしたが、まあ日本支社長みたいな感じです。この人は日本語がペラペラだったので、面接は基本日本語でした。なのでめちゃくちゃ拍子抜けでしたし、一気に緊張が解けたんですけど、面接の最後の方で突然「じゃあ、まあ一応本社とのやり取りとかもあるし、英語で少し会話しましょうか」と世間話を振られて焦りました。志望動機とかこれまでの経験については英語での準備をしていたんですけど「休みの日何してます?」みたいな質問は想定していなかったので、しどろもどろになってしまいましたがなんとか乗り切りました。最後に英語ではなくこの会社の本国の言葉でお礼を言いました(一応礼儀かなと思って準備していた)が、にこりとされたもののリアクション薄でした。
結果の連絡がすごく遅い
結果がとにかく遅いです。日系企業はよく「持ち帰って検討します」みたいなこと言って仕事の話が進まない、なんて言われますが、外資系の採用活動の連絡本当に遅いです。これは基本本国とか、もしくは地域本社的な拠点オフィスへの連絡が発生するからなのですが、僕のこの時の場合は単純に「もう一人いい候補がいて、本当はそっちに来てほしかったのでお前はキープしてた」と入社後直属の上司に言われました。「おい」って感じですが、まあ笑い話ですね。ちなみにこのいい候補の人が、当時勤めていた会社をやめられる目処が半年近く先になったことに社長がしびれを切らして、「あいつでいいから雇え」ということになり僕を採用したらしいです。そういうところまで全部話してくれる風通しのいい会社()で、おかげさまで僕も当時の上司と普通にケンカしては仲直りする、という関係になりました。話がそれましたが、外資系の結果連絡が遅いのは普通っぽいので(2社目でもオファーレターがすごく遅かったです)。ガンガンメールで催促したほうがいいと思います。僕はしました。
外資系転職二社目の記事はこちら↓
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