英語が苦手だけど外資系で働き続けるために実践した英語学習方法

僕は帰国子女でもなければ留学もしたことがありません。生まれも育ちも日本なのですが、10代のころに英会話教室に行って少し英語に慣れて以降、比較的得意な教科が英語というだけで大学受験まで英語を武器にしていたものの、話せないし聞き取れないし、雰囲気と文脈からの推理力で乗り切る、という荒業で生きてきたため、外資系で生き延びるには苦労しています。そんな僕の英語学習法を書きます。

初の海外出張が決まり焦って英会話スクールに行く

あれは外資系転職一社目で、数ヶ月が経ったころ、毎年本社で行われるミーティングに僕が行くことになりました。本当はマネージャーである上司が行くべきなんですが(他の国は皆マネージャーが来る)、上司は英語が話せなかったし話したくなかったので、僕が行くことになりました。ちなみに僕が入社する前は僕の前任者(僕が入社したときには辞めていた)が行っていたらしいです。というわけで、思いもよらぬ海外出張、しかもマネージャークラスが集うミーティングということで、(ヤバいヤバいヤバいヤバい)と念仏のように唱えながら、とりあえず英会話スクールに行くことにしました。通勤ルート、かつ家から一番近い大きな駅にあった2つの英会話スクールに体験レッスンに行って、そのうち一つに通うことにしました。海外出張までの日数を逆算して、週に二回くらい通うと仮定して20レッスンのコースにしました。最初の授業のときは外国人の先生が現れただけで動悸がして、全身から冷や汗が出て、口の中が渇き、視線が泳ぎましたが、なんとか全部のレッスンを終えるころには目を見て会話ができるようになりました。なんていうか「実物の外国人に慣れる」というのは想像以上に大切なことだと学びました。やはり言語も大事ですが、対人コミュニケーションなので、ガチガチに緊張していたら日本語であってもうまくおしゃべりできませんし、慣れることで心に少しでも余裕をもたせることができたのは、対面でのリアルな英会話スクールに行って良かったなと思いました。

海外出張は乗り切ったものの、継続して英語に触れる環境作りのためオンライン英会話に登録

海外出張はなんとか精神的に満身創痍になりつつも終えることができたので、一つ成長できたな、と感じたのですが、とはいえ働いている限りまた海外出張が発生することがわかってきました(この会社のときはだいたい年に5回くらいは海外出張がありました)。とはいえ、継続して英会話スクールに通い続けるのは金銭的にも結構きつかったので、オンラインでの英会話スクールを契約することにしました。実際に契約したのは以下のサービスです。

■Bizmates
プログラムや教材がしっかりしていてよかったです。講師はフィリピンの方たちでした。とはいえ、訛りはほとんどなくて、聞き取りやすかったです。対面でのスクールに比べると、自習などできちんと自分を律することができないと、サボってしまいがちですが、会話以外の学習教材も動画など含めて豊富にあったので、自習もしやすいと思います。

■キャンブリー
世界中に講師がいるので、時差を上手に利用すればこちらの夜や朝の都合がいいときにレッスンを受けられます。また、アメリカや英連邦系の国含めてさまざまな国の講師がいるので、特定のアクセントに悩んでいるときなど参考になりました。僕の場合は英国のアクセントに慣れておきたかったので、それを基準に講師を選んでレッスンを受けました。ただ、どちらかというとカジュアルな雰囲気なので、スクールっぽいレッスンを希望する人には合わないかもしれないです。

アプリを使ってスキマ時間に語彙力アップ

あとは、スマホのアプリでコツコツ勉強をしていました。オンライン英会話の授業でも先生に直接質問したり、補足教材なんかで学ぶことはできるのですが、自分のペースで、継続して英語力を一定にキープするためにはアプリでスキマ時間に英語に触れるのが効果的だったと思います。

■スタディサプリ

英語を仕事で使う上での身につけ方は千差万別あるとは思うのですが、僕の場合はまず「対人コミュニケーションとしての英語に慣れる」「会話を量でこなす」「忘れないようにキープする」ということを順番でやって、今に至る、という感じです。今も英語の会議は神経を使いますし、リスニングもスピーキングも間違ったりしますが、それでも仕事として成立できているのは勉強した成果かな、と思っています。


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